【山登り】弥山・狼平小屋泊(奈良 大峰山系)
1月27日・28日に、奈良県大峰山系の狼平小屋で
小屋泊してきました。
メンバーは、わらし会の5名(山童子さん、
カッパさん、まるさん、ササイさん、私)。
わらし会では1月4週目は弥山避難小屋泊と決まっている。
ルートは、聖宝谷から登り、一気に弥山を目指す。
しかし今回は積雪が多く目的の登山口まで車が入れなかったため、
残念ながら一般ルートのカナビキ尾根から弥山を目指すことになった。
1日目は、熊渡を出発しカナビキ尾根から弥山を目指した。
7時10分発。
先行者は3名、トレースはばっちり、ラッセルは少な目。
途中、雪の量に応じアイゼンやワカンを装着した。
先行者のトレースは頂仙岳に向かっていたが、登るのが面倒なため、
あえてトラバースルートを選択。
高崎横手出合ですでに13時近くになっていたので、1日目は
狼平避難小屋で泊まった。
雪景色の狼平避難小屋は素晴らしい。
小屋内はマイナス5度。川で汲んだ水は水筒の中で凍っていく。
家から持ってきたオリーブオイルも凍って、別のものに変化していた。
そのオリーブを使って、あんこ餅を焼いたら見事に焦げ付いた。
なぜだ。
結局湯煎して食べたが、熱々で美味しかった。
夕食は、わらし会お馴染みの鍋。
氷点下で震える身体に、これ以上の御馳走はないだろう。
19時前には寝袋に入った。
2日目は、5時半頃起床。
気温はマイナス7度。寒くて寝袋から出る気がしない。
このまま荷物をまとめて下山したかったが、そうはいかない。
軽装備で弥山を目指すことになった。
トレースはない。わらし会のメンバーで交代しながらラッセル。
途中で、同じ小屋で泊まっていたソロの方に先行してもらい、
制限時間ギリギリで弥山に到着。
天気が良くなってきたのか、八経ヶ岳がよく見えた。
ネットの情報通り、弥山の避難小屋は扉が開かなかった。
入るには扉を壊す必要があるだろう。
下山は、上りと違い楽だ。
雪がフカフカなので、道を選ばずどこでも歩けた。